たくさんの値をキーと一緒にまとめる
こんにちは、徳です。
デジタルDIYができるようコーディング・プログラミング・画像加工・動画編集などを本やYouTubeで勉強しています。
現在は、初心者なので、とにかくゆっくり進んでいくと思います。
また、「間違っていること」や「こうした方が良いよ」などがあれば、コメントなどしていただけたら幸いです。
では、いきましょう!
GoogleAppsScript
今回は、
オブジェクト
を紹介させていただきます。
GoogleAppsScriptでは、
たくさんの値を使用することが多い
です。
そのたくさんの値をまとめて保存する方法の一つがオブジェクトです。
他にも配列などがあります。
今回はそんなオブジェクトについて紹介させていただきます。
それではよろしくお願いします。
オブジェクト
オブジェクトとは
オブジェクトとは、
複数の値をキーと一緒に保存して一つにまとめたもの
のことです。
つまり、
一つの変数に複数の値をキーをつけて別々に保存したものです。
です。
各値にキーという名前をつけて保存をします。
用途
GoogleAppsScriptではたくさんの変数を使うことがあります。
その時に、その一つ一つに変数をつけていたら大変です。
その時に、オブジェクトを使っていくつかを一つにまとめて、扱いやすくすために使用します。
オブジェクトと配列の比較
何が違う?
複数の値を保存するものとして他に、
配列
というものがあります。
こちらも複数の値を一つにまとめるものです。
オブジェクトと配列は何が異なるでしょうか?
違いは、
各値の管理の仕方
です。
各値の管理の仕方が、
オブジェクト
キーで管理
配列
インデックス番号で管理
します。
たくさんの値を配列で保存した場合、
このように値を入れます。
しかし、これでは各値が何かわかるでしょうか?
他の人がみたり何年か後に見たとき、
自分でもわからなくなるかもしれません。
それをオブジェクトで保存すると、
このように各値が何を表しているかをキーで表示することができます。
メリット・デメリット
常にオブジェクトが良いというわけではありません。
オブジェクトを使うメリット・デメリット
メリット
- 各値が何を表しているかをキーで説明できる
デメリット
- 入っている順番が関係なくなる
- 各値を表示する時のコードが増える
配列を使うメリット・デメリット
メリット
- 各値の入っている順番も情報にできる
デメリット
- 列が追加されるコードを書き直す必要が出てくることもある
- 各値の意味を別で説明する必要がある
書き方
作り方
let オブジェクト名 = { キー名1 : データ1 , キー名2 : データ2 , キー名3 : データ3 , ・・・ };
呼び出し方
オブジェクト内の一つを呼び出す方法は
ブラケット記法とドット記法
の二つあります。
ブラケット記法
オブジェクト名[キー名]
このように、[]でキー名を指定します。
ドット記法
オブジェクト名.キー名
このようにドットでつなげて指定します。
例
値を表示する
function myFunction() {
let test = {
japanese : 50,
math : 60,
english : 70,
science : 40,
society : 35
};
console.log(test.math);
}
キーを表示する
function myFunction() {
let test = {
japanese : 50,
math : 60,
english : 70,
science : 40,
society : 35
};
for(let key in test){
console.log(key);
};
}
まとめ
今回は、
オブジェクト
について紹介させていただきました。
こちらは、
複数のデータをキーをつけて一つにまとめる
時に使用します。
オブジェクト名[キー名]
このように、オブジェクト名にキー名をつけて変数のように使用できます。
この時のキーをプロパティとも言います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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